綿ベルトについて

綿ベルトについて

「綿ベルト」というものをご存知でしょうか。
綿ベルトとはどのようなものかというと、綿布でできたコンベアベルトです。
化学繊維や樹脂がコンベアベルトの主な素材として使用されています。
例としてはナイロン帆布+塩ビ、ポリエステル帆布+ウレタン、ガラスクロス+フッ素樹脂があります。

構造

ベルトコンベアが開発された当初は、種類も少なく、化学繊維の性能も低く、
量産性と強度に優れた素材ではありませんでした。
そのようなことから安定して使用できる材料が綿布しか当初はありませんでした。
現在では多くの製造ラインで樹脂ベルトなどが普及していますが、
今でも綿ベルトが使われているラインがあります。

レーシング加工

たとえば段ボールの製造ラインでは、綿ベルトの製造ラインが、
中芯と板紙を接着する工程に使用さています。
これは綿ベルトが持つ耐熱性とクッション性が必要とされているからです。

綿ベルトはエンドレス(輪っかにすること)するのにレーシング加工と、
呼ばれる金属金具を用いているため熱が発生しにくいのですが、
一般的な樹脂ベルトは接着材でエンドレスされるのですが、この工程でかかる熱で接着材が溶けてしまうのです。
また、成形直後の部品が熱い状態でも、高い耐熱性を持っているため、
自動車部品でも、大型射出成型部品(ダッシュボードなど)が成形機から出てすぐのラインでも使用できます。

他にもクッキーやビスケットなどの焼き菓子を製造する際、
オーブンから出た焼きたてお菓子には今でも多く使われています。
(オーブンの中は、スチールベルトや、ワイヤーネットが使われます)耐熱性があり、
クッション性があるので優しく搬送でき活躍しています。このように食品会社でも使われています。

綿ベルトを扱う会社ではこういったラインで使われる綿ベルトを取扱っており、
巻物での提供、また交換、現地エンドレスも行っています。