合皮素材のベルト

合皮素材について

合皮ベルトの歴史

人造の皮革は、1850年代ごろから登場しました。
ファブリコイド(Fabrikoid)は初期の人造皮革ではよく知られたもので、
当初はファブリコイド社が、1910年からはファブリコイド社を買収したデュポンが製造したものです。
天然の布地に多層のニトロセルロースを塗布したもので、ベルトや屋根や自動車のシートなどに使われました。

ノーガハイド(Naugahyde)などの、
PVCを塗布する合成皮革が第二次世界大戦以降は主流になりました。
しかしまだ通気性がゼロで、衣類や靴には使えませんでした。

通気性の高いコルファム(Corfam)の靴を1963年にデュポンは発売しました。
翌年には大掛かりな広告キャンペーンをニューヨーク万博などで展開したが、大きく普及はしませんでした。
人工皮革が登場したのはそれより後ことです。

日本で開発された人造皮革では、東レ製のエクセーヌが世界的に著名です。
アルカンターラという名称でベルトや自動車用内装材として高級な車両にも多く用いられています。

合皮と人皮の違いは

人工皮革と合成皮革との大きな違いはベースにある。
また、ポリウレタンが使用される理由として、柔軟性があり変形自由度が高いこと、
軽くて丈夫なこと、触感・風合いが良いことなどが挙げられる。

合成皮革ベルト
織・編布及び不織布、含浸布をベースとしたものです。
色彩や外観、二次・三次加工表現も多様に変化でき商品バリエーションがとても広い。
人工皮革ベルト
牛・豚・羊の皮革を人工的に再現したものでコラーゲン繊維構造に似た
三次元極細不織布に樹脂を絡ませたものをベースとしている。
皮革により近い一体感を持ち、また同じようにに漉き加工もできる。
合成皮革ベルト
織布・編布・不織布またはそれらを起毛加工、
樹脂含浸加工をし、断面構造を皮革に似せています。
乾式タイプのベルト
ベースの起毛を利用しクッション層としてウレタン塗料を施し、
表皮とする方法。また、ウレタン塗料に発泡剤を混入し反応させクッション層を成形させる方法。
湿式タイプのベルト
水に溶ける溶剤を混ぜウレタン樹脂を直接含浸し、
水・温水中をくぐらせることで微多孔層を形成し中間層とする。
銀付タイプのベルト
ベース上にウレタン樹脂を塗布、表面層を形成する。
スエードタイプのベルト
湿式タイプを膨化したもの。
人工皮革のベルト
人工的に牛・豚・羊から得られる皮革を再現。
ベースはコラーゲン繊維構造に似た、三次元極細不織布に樹脂を絡ませている。
銀付タイプのベルト
ベース上にウレタン樹脂を塗布、表面層を形成する。
皮革により近い一体感が出て、同様に漉き加工もできる。
スエードタイプのベルト
マイクロファイバーにを利用した三次元立体繊維構造起毛。
しっとりしたタッチの天然スエードを表現。